初心者が手を出すのは危険な仕手株。理由として一番に挙げられるのは、やはり「リスクが高い」ということです。当サイトでは、そんな仕手株での資金運用についてご紹介します。

歴史的仕手株の旭硝子株価とは

毎日、どんどんと変わっていく仕手株の対象となる株ですが、その中でもいまだに有名な大きな仕手株相場を演じたのが旭硝子株価です。
この仕手株の一件は古く、昭和25年、終戦間もない時代に起きました。
もともとは1つの会社だったのですが、それを3つに分割することとなり、新株が発行されることになりました。
3つの内の1つが旭硝子で、とりわけ人気がありました。
そんな旭硝子の株を巡って、買い方、売り方の激しい攻防が起きました。
昭和25年の年頭は170円だった株価が、2月にはなんと440円をつけるまで急騰しました。
そして、新株発行の4月には、15分で15万株の買いが入ったと言われるほど、熾烈な攻防が繰り広げられました。
この加熱具合は尋常ではありません。
当時の買い側は山一証券、日興証券、玉塚証券です。
売り方に大阪方面の証券会社と言われています。
個人投資家はそれぞれについたと言われています。
このような状況で、常軌を逸した旭硝子株価まで高値がつき、常識的な株価ではなくなってしまいました。
ついには売買停止となり、自由に値をつけての売買ができなくなってしまいました。
この混乱を避けるために、解け合いによって、買い手、売り手に一定の価格での決済を行い、事態収拾しました。
旭硝子株価はこの後、落ち着きを取り戻しましたが、仕手株の話が出るとたびたび話題に上ります。
もう何十年経った今でも、大きな仕手戦の株として、知っている方も多く、ある意味有名な株となっています。
現在はそのような大きな仕手が入ることもなく、業績に応じた株価になっています。
ただ、株を運用する上で、旭硝子の株価急騰は心にとめておくと良いでしょう。
会社の株のスタートが仕手戦とは、なかなか珍しいことです。